別段、前後編にしたわけではありません。最近、ご依頼殺到でありがたい悲鳴を上げている、技術担当のKです。

ちなみに、前回記事はこちらになります。前回をさらっとおまとめすると、

  • 多忙なので、打ち合わせなどのメモを電子化して整理したい
  • iPadにスタイラスという運用って、実際どうなの?
  • マルマン様のニーモシネは素晴らしいノート

というところでしょうか、最後の一文は私情ですが、これは、本当にオススメしたいノートです。少し高いのが難点ですが…。

さて、結論からお書きしますと、電子メモの運用は諦めました。早速 Amazonで発注した、JOTを落としてしまったということもありましたが、諦めました。それが理由では無く、諦めた後に落としました。ということで、決してスタイラスを紛失したために、電子メモを諦めたということではないことを、たくさんの諦めたという言葉を元に強調したいと思います。

やはり、紙の柔軟性に勝てない(ストレスに勝てない)

この点、想像は当然していたのですが、予想以上に電子メモならではの不具合にぶつかりました。ソフトのUIがどうとかではなく、本質的な問題によるものです。

紙ではあり得ない「誤認識」の問題

これは、予想以上のストレスになります。引きたくないところに線が引かれてしまうというのはとかく、「書いているはずなのに、書いていない」ということのストレスが予想以上で、耐えられないものでした。紙でも発生はするのですが、「インクが無くなる」「たまたまインクがかすれる」事の発生頻度より、遙かに高い発生率です。

実際に使っていないかたでも、最近店頭でクレジットカード決済をすると、WACOM社製のペンタブにサインをするシーン、というのはどこかで見られたことがあるかもしれませんが、あれをイメージしていただければわかります。思ったように書きにくいですよね、(決してWACOMさんが、ダメというわけではありません。)

一方で、イラストはペンタブが主流では無いかというのはごもっとも、理由は、このデメリットを遙かに上回る利便性があるからであり、メモ程度だとそのデメリットに太刀打ちできません。

便利なようで不便

これも当たり前なのですが、紙の場合「バッグ(or懐)から取り出す」「ペンを用意する」という、2ステップで記入が可能です。対して、電子メモの場合、「端末を取り出す」「スタイラスを取り出す」「アプリを立ち上げる」「入力を開始するための設定(サイズや、新規作成など)」と、ステップ数が非常に多くなってしまいます。このハードルが思いの外高く、全てをPDF化して保存するというメリットだけでは、どうしても太刀打ちできません。

結論としては、「後から電子化」で良いんじゃない?

もちろん、スタイラスやペンタブレットといった、目的に応じて非常にメリットがある手段を否定するわけではありません。弊社の社員に聞いても、「(デジタルデータなので)簡単に直せる」というのは非常にメリットだと思います。ただ、メモの場合「二重線で消してあげれば」事が足りてしまうんですよね。皆さんもよくやるアレです。二重線でささっと。

ということで、実際にやってみての結果ですが、やはり紙の文化からは離れられ無さそうです。ただし、これでは全く問題を解決できていないので、次のような運用を行っています。

  1. ニーモシネにメモをとる
  2. とったメモを、iPadのアプリで撮影、PDF化
  3. Dropboxに放り込む

今、2の部分で、「これは!」というアプリを探しているところです。ということで、電子メモの運用を諦めた男のブログでした。電子メモ愛用側のご意見、ご推察お待ちしております。