スタッフKです。通常業務と並行させながらのDIYや自前作業による引っ越し作業から大分落ち着いてきました。とはいえ、なかなかに不備などもあり、関係の皆様にはご不便、中には不義理をいたしているかもしれません。順次社長が対応していきますので、何卒ご容赦ください。

そんな中、先行してお知らせしていた皆様から、過分なお祝いの品を頂戴し、社員一同大変ありがたく、うれしく、、心強く。そして、より一層気を引き締めていくことを実感しております。

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さくらインターネット株式会社様、田中社長よりお菓子の差し入れが

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株式会社トータルネットワークの小島社長、さくらインターネット株式会社の田中社長より、素敵なお花が

殺風景な事務所が彩られています。我々の事を気にかけていただいて、本当に嬉しく思います。また、もちろんここに出ている以外にも、様々な方のご協力、お祝いのお言葉、激励など頂戴しております。本当にありがとうございます。整理が進んだら、少しずつ紹介していきたいと思います。

新しい環境にも少しずつなれてきて、事務所の設営や整理なども7~8割?がた落ち着いてきた今日この頃。ものすごい唐突ではあるのですが、スタッフKは、広島カープの大ファンです。

昨年は、前職でお世話になった方々と広島県に出向き、MAZDA ZOOM ZOOM スタジアムでの観戦も行ってきました。また、毎年札幌でのオープン戦、交流戦(レギュレーションが変わり、隔年開催にはなってしまいましたが……)もかかさず、ライトスタンドのビジター外野応援席で応援しています。今年は一戦だけ、どうしても仕事の都合でいけなかったのですけどね……。

更に、野球に興味が無い人にはどうでも良い話になりますが、前職の頃からメジャーに一番近い、唯一その人のプレーになら、毎度お金を支払いたいと思える、菊池涼介選手や、パンチのあるバッティングと広い守備範囲が魅力の丸佳浩選手(この二人はよくコンビで キクマル と呼ばれています)。デビューイヤーから片鱗を見せ、すっかりブレイクした田中広輔選手や鈴木誠也選手。12球団一と思える野手陣と、立ち直りつつある投手陣、中でも、昨年から大きく飛躍した中崎翔太投手、今年ようやく応援してきたファンの期待に応えてくれた野村祐輔投手の活躍はとても嬉しかったです。

書き連ねたいことは沢山あるんですけどね、キリがないので。それと、興味ない人には申し訳ないですし……。ただ、興味ない人にとっても、興味をもってもらいたいのが、今回の日本シリーズのチケット販売に関してです。

日本シリーズは主催が日本野球機構になるということもあり、各球団での取り扱いはなく、原則として各プレイガイドでの発売となっています。ローソンチケットでの先行抽選、他サイトも含めた先行抽選、そして20日から実施された一般発売となっています。残念ながら札幌ドームでのビジター応援席の販売は、一般発売からとなっておりましたので、先行抽選には参加することが(個人的には意味が無いので)できませんでした。

仕事の都合もあり、25年ぶりの快挙(当時は、投野がかみ合ったとはいいきれず、鉄壁を誇った投手陣、佐々岡投手、川口投手……これも長くなりそうなので割愛いたします……)、長年待ち望んだ瞬間なのですが、広島に行くと言うことはかなわず、札幌での観戦のみに絞り、ライトスタンドのビジター外野応援席に赤いユニフォームを着て見に行きたかったわけです。選手達に応援を送るために。

チケットを取ろうとした方はよくおわかりになるかと思いますが、各販売サイトとも、アクセス過多による503エラーや、処理待ちのスタティックページが表示される状況で、記憶……(といっても、日本シリーズのチケット争奪戦に加わるのがはじめてなので……)少なくとも、交流戦などでは起きないような、大変な騒ぎとなりました。

「日本シリーズ」という付加価値がつくことで、熱心なファンでも平日は仕事が……という方が万難を排して絶対応援に行くやら、遠方であっても、この25年ぶりの機会に、という方が居たのは想像に難くありません。いえ、それならスッキリするんです。見たい人が、公平な手段で手に入れたチケットですから。

なかなかアクセスもできず、返ってくるのはエラーばかり。ぜひ増強して欲しい……とは、またそれも別の問題なのですが。

アクセスがなかなか出来ない中、ふと気になって、具体名は避けますが、個人が行けなくなった試合やコンサートなどのチケットを販売するサイトを見てみたんです。そうすると、発売開始からわずか20分ほどで、売りに出されるチケットの山、山、山。その情報を見ていると、「仕事でいけなくなった」「友人と重複してしまった」ともっともらしい理由が書いてあるのですが、出品の態様を見ていると、どうにもそのように思えない。

「仕事でいけなくなった」、販売開始と同時に3戦分、4枚ずつ取れたにもかかわらず、わずか20分で来週の3日の予定が埋まったり、「友人と重複してしまった」と記載されているものの、これまでに数百件の取引を行なっていたり、露骨なものには、今季で引退を表明した黒田投手の名前まで持ちだし「売り切れ必須(原文ママ)」とまで書いてある始末。値段はご想像の通りです。極端なものでは、手数料もとい販売者への収入となる部分が、正規のチケットの3~4倍ほどになっているものも。

種別を問わず、札幌ドーム開催での試合分の出品が、お昼頃には2800件近く、現在はもう見ていませんが……。複数枚での出品が多いため、座席に換算すれば最大で1万席近くになるかもしれません。

もちろん、書かれている記載が本当かどうか確かめる術はありません。過去の履歴で、関係性がめちゃくちゃなアーティストや大きなスポーツのチケットを販売していたとしても、「本当のファン」なのかもしれません。状況証拠だけで決めつけることはもちろんできません。

ただ有名な話ですと、アニメのイベントのチケットが10万円台まで高騰したり、有名アイドルグループのライブチケットが100万円を超えるなどという異常なケースもあります。正規の値段との差額は、当然主催者には入らないため、こうしたチケットを販売する方が得をするだけで、誰も得をしていません。「チケットの価値は、その値段を出したいと思っている人が決める」というのも理解できなくはありません。ですが、それは主催者が決めることであり、他人の土俵でふんどしをとっている人間が決めることでは無いと思えます。

座りたい席を自分が出せる値段で手に入れるという事は、買った人も利益を享受していると言えるかも知れないのですが、問題は主催者に利益が入らないこと。仮にその金額を出せるのであれば、その差額で主催者が販売するグッズやドリンクなどを購入できるはずなので、見方を変えると逸失利益が生じています。

うがった見方をすれば、こういった興行は生活必需ではないので、お金を出す人が居なくなれば、成り立たなくなってしまいます。もちろん全てが利益一辺倒の興行では無いと思います(思いたいですし)。ただ、利益をあげなければ、「次」が無くなってしまうわけです。ライブ・コンサートの類いでよくあるのが、物販による利益も大きいため、本来使えたお金がチケットを売る人間に流れることで失われ、期待するペイラインに達せず、「次」が無くなる。というのはよくある話です。

また、「本来とりたかった人、とれた人」にチケットが渡らないことで、純粋なファンももちろん損をしますし、それでも見に来たいというジレンマにつけこまれているので、なかなか無くならない問題だというのもわかります。ある意味究極のジレンマなのですが、非公式の手段でチケットを入手するという行為が、回り回って、風が吹けば桶屋が儲かる方式で、ファンに返ってきてしまうんですよね。

今回当事者になることで強く思ったのが、これを是正するサービスを作れないかと。頭の中では組み上がってるんですよね、難しい技術の仕組みや機械を導入というより、「本当にチケットを取りたかった人」「本当に都合が悪くいけなかった人」「主催者」の3方が良くなる仕組みが、適正な値段で流通させる仕組みが。非常に単純なんですけどね。少し考えれば誰でも思いつき、実行力があればなんとかなるそんなシステムです。

もちろん、物を作って世の中に出していく会社なので、作りたい想いは非常にあるのですが、資金や現状のリソースの問題があり、社長に相談してもうーんとなってしまうのは目に見えているのですが、いつか取り組みたいです。

チケットの電子化などITの力をフル活用が最終的な解決とは思うのですが、やはりすぐには難しいところで、ましてや現状では主催者側の負担はかなり大きくなってしまいます。考えているところは、こうした現状では高価なコストをかけず、本当に単純なサービス上での仕組みだけで実現はさせられるのですが、資金移動業の届出などもろもろの要件を考えると、なかなかに厳しい。というところです。

一番良いのは、既存のサービスでこういうことをする人が居なくなれば。関係している人達がみんな幸せに近づくと思うんですけどね。いろいろ波紋を呼びそうなお話なのですが、そんな事を思う争奪戦でした。

自分一人抵抗してもしょうがないのですが、不正に利益を得ていると思われている手段を使わず、なんとか観戦できないかなぁと思う今日この頃です。